「わかる」ことと「できる」ことは違う!
学習とはいったい何をすることでしょうか?中国の有名な古典である『論語』の中には、孔子の言葉として次のような記述があります。『学びて時にこれを習う。また説(よろこ)ばしからずや。』-先人の教えに基づいて学び、それを繰り返し練習して完全に体得する。何とうれしいことであろうか。そういう意味です。
学習という言葉は「学ぶ」ことと「習う」ことから出来上がっています。「学ぶ」というのは、先生などについてあるいは書物などを通じて、物事を教えてもらって理解することを現しています。そして、「習う」というのは、その事がらについて繰り返し練習して、それを完全に自分のものとして体得する事を現しています。噛み砕いて言えば、「学ぶ」というのは「わかる」こと、「習う」というのは「できる」ようにすることです。
ところが現在の学習では、それが学校であれ一般の塾であれ、「学ぶ」方にあまりにも重点が置かれ、「習う」方は置き去りにされてしまっているのです。
学習の原理は、水泳やサッカーと同じです。説明をいくら聞いて頭でわかっても、それを実際にトレーニングを積んで体得してしまわなければ何もならないのです。教室で授業を受ける。それは水泳なら手足の動かし方、息継ぎの仕方などの説明を受けたのと同じです。それだけで泳げるようになる人は誰もいません。サッカーでも同じです。ボールに対しての左足の位置、右足の振り方、足先でのボールの当て方、みんな説明を受ければ納得は出来ますが、それだけでは誰もうまく蹴ることができるようにはならないのです。
何度も何度も繰り返しトレーニングして、もう意識して考えなくても自然に手や足が動くようになる、それが「習う」ことです。学習も水泳もサッカーも同じなのです。
学習もスポーツも「できるようになりたい」という強い気持ちがあれば、それを必ず達成することができます。
以上のことを主旨として、「やる気があれば誰でも成績は伸びる」という信念の元に、その子に隠された能力を最大限に伸ばしていくことを基本姿勢と考え、単に教えるだけの講義形式の授業だけではなく、『自分で考え、自分でできる』ようになるためのトレーニングを取り入れて、本当の学習習慣を定着させる指導を行います。また、他の教育団体で成績アップができなかった生徒も、確実に効果を発揮し、著しく成長しています。
精選された講師陣が、重要ポイントをしっかり押さえつつ、例題を使って問題の解き方やコツをわかりやすく、さらに楽しく解説。
授業で解説された何題もの類題を自分の力で解き、「できる」ようにするための練習を実施。さらに応用問題にも挑戦。
演習問題は、講師が一人ひとり添削し、何度も間違い直しをさせ、自分のミスを発見しながら理解。